知的財産ニュース 地域社会問題、国民のアイデアで解決する
2021年11月4日
出所: 韓国特許庁
高額の大学書籍が負担になる経済的に苦しい学生の困難を解決するアイデア、
「特許庁・ソウル市アイデア公募大会」最優秀賞受賞
韓国特許庁は、国民のクリエーティブなアイデアで多様な地域社会問題を解決するために4月から開催した「特許庁・ソウル市アイデア公募大会」が成功裏に幕を閉じたと発表した。
今回の公募大会は、ソウル地域の社会問題を解決しようとするソウル所在の13の企業・機関等が参加し、発題した13の課題について4月28日から7月6日まで国民のアイデアを公募し、計151件のアイデアが寄せられた。
外部専門家の書面審査、先行技術調査および最終面接等を7月から9月まで3回にわたって審査し、特許庁長賞およびソウル市長賞を含めて計9件の受賞作を選定した。
受賞作のうち、最高賞の特許庁長賞には、非営利団体十匙一飯(シプシイルバン)の「経済的に苦しい大学生の大学書籍貧困問題を解決するためのアイデア」という課題に対し、ピョン・ヘリンさんが提案したアイデア「大学の中古書籍サブスクリプションサービスBOOKFLIX(ブックフリックス)」が選定された。
経済的に苦しい大学生が高額の大学書籍で感じる負担を解決するためのアイデアで、学校(図書館)と大学書籍の提供者および利用者である学生の役割を具体的に提案した。
また、ソウル市長賞は、グッドアティテュードの「高齢者のデジタルデバイスの利用をサポートできるアイデア」という課題に対してアイデアを提案したキム・スヨンさんとキム・ジウクさん、キム・ジヨンさんチームが受賞した。
授賞の他に、キムスアドとグッドアティテュードの2つの企業は、計3件のアイデアに対して別途の報奨金を支給し、アイデアの提案者と購入契約を締結した。
ソウル市農水産食品公社(江西支社)など、4つの機関の場合、計8件のアイデアを無償で提供され、収益金の3分の2以上を社会に還元することにした。
特許庁のアイデア取引担当官は、「今回の公募大会は国民のクリエーティブなアイデアが地域社会の問題解決に貢献できるきっかけとなったことに大きな意義があり、こうした趣旨を引き継いでいくため、ソウル市以外の他の地方自治体とも公募大会を開催する計画だ」と述べた。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
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