知的財産ニュース メタバース時代に備える商標・デザイン国際会合(TM5/ID5)開催
2021年11月2日
出所: 韓国特許庁
メタバース時代に備える商標・デザイン国際会合(TM5/ID5)開催
商標・デザイン分野の世界5大特許庁の枠組みであるTM5*とID5**は、11月1日月曜日から5日金曜日(TM5:11.3-5, ID5:11.1-2)まで開催されるオンライン年次会合を通じて、コロナ禍の後のニューノーマル時代に備える商標・デザイン制度と各国の政策の方向性について議論し、それに対する協力ビジョンを盛り込んだ共同宣言文を発表する。
*TM5(Trade Mark 5 Forum):全世界の商標出願の60%以上を占めている日本、米国、欧州、中国および韓国の5カ国の知的財産庁間の商標分野における枠組み(2012年発足) **ID5(Industrial Design 5 Forum):全世界のデザイン出願の70%以上を占めている日本、米国、欧州、中国および韓国の5カ国(地域)の知的財産庁間で立ち上げたデザイン分野における枠組み(2015年発足)
共同宣言文で日・米・欧・中・韓の5つの庁は、パンデミックによってデジタルへの転換と新技術の発展が加速化したことを認識し、そのための商標とデザインの制度、政策的協力を続けていくとした。
デジタル時代における新しい協力分野を探し、履行方策を設け、ユーザー、特に、中小企業と新技術方式をもとにコミュニケーションを拡大させることを目指して、今後、協力を強化する計画である。
これまで韓国の特許庁は、TM5のウェブサイト
とID5のウェブサイト
を構築・運営し、ユーザーと主要官庁とのコミュニケーションの窓口としての役割を担ってきた。また、コロナパンデミックによって対面会議が難しくなった状況で、オンライン議論をより一層主導的に進めている。
特に会議では、メタバース上での商標侵害制度の比較分析を提案するなど、メタバースが作る仮想経済時代での商標・デザイン制度のグローバル規範形成の議論に向けた主要国の協力を呼び掛ける予定である。
韓国の首席代表で、今回の会議に参加する特許庁の商標デザイン審査局長は、「各国はパンデミックによって知的財産の地形が速やかに変化していることに認識を共にしている」とし、「今回の会議は仮想経済時代に備える各国の商標・デザイン政策の方向性を予想し、情報交流の活性化に向けた国家間の協力方策を探るきっかけになると見られる」と語った。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、徐(ソ)、權(クォン)(いずれも日本語可)
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