知的財産ニュース 私のアイデアを公共機関と取引しました

2021年9月13日
出所: 韓国特許庁

「第1次公共機関とともに実施する革新アイデア公募展」が成功裏に終了

特許庁は、去る3月から公共機関の革新を支援するために開催した、「第1次公共機関とともに実施する革新アイデア公募展」を成功裏に終了したと発表した。

第1次公募展は、21の公共機関が参加して提案した40の課題について、3月18日から5月26日まで国民のアイデアを公募し、計239件のアイデアが受け付けられた。

この中で、外部専門家の書面審査、先行技術調査及び最終面接など、6月から9月まで3回の審査を経て、特許庁長賞及び特別賞を含む計10件の受賞作が選定された。

受賞の他にも、6の公共機関の場合は13件のアイデアに対し、別途の補償金を支給してアイデアの提案者と購入契約を締結する。

ただし、特許庁は、新型コロナウイルスの予防及び拡散防止のために授賞式は開催せず、受賞者に授賞品を郵送し、取引者間では契約書を交換する予定である。

受賞作の中で、最高賞である特許庁長賞には、株式会社SRの「IoT活用の非対面鉄道サービス向上策[非対面認識方法]」の課題について、ジョン・テワン氏、イ・サンムン氏、イ・ジウ氏のチームが提案した「QR認識とビーコンを活用したSRT非対面乗車券の認識方法」のアイデアが選定された。

これに加え、授与機関で直接選定した特別賞には、韓国ガス公社の「水素産業をリードする韓国ガス公社紙面公告試案」の課題について提案したキム・ソル氏とハ・ジェヒョン氏のチームが選定され、韓国馬事会の「生活乗馬予約アプリケーション(「乗馬」)の活性化のためのアイデア」の課題についてチョン・ジへ氏、パク・ジョンスク氏チームが受賞した。

さらに、特許庁は、公共機関の革新を持続的に支援するために、「第2次公共機関とともに実施する革新アイデア公募展」を開催して9月1日(水曜)から10月29日(金曜)まで国民のアイデアを公募する。

第2次公募展は、第1次公募展より参加規模が2倍以上拡大され、85の課題(43の公共機関)についてアイデアを公募する。

アイデア公募は3回に分けて行われ、第2次公募展に対する詳細な内容は「アイデア路外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」「イベント/行事」メニューで確認できる。

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