知的財産ニュース 特許庁、積極行政の優秀事例を褒賞
2020年7月21日
出所: 韓国特許庁
新型コロナウイルスに関連する2件を選定
韓国特許庁は7月21日(火曜)に「上半期の積極行政コンテスト」で選ばれた2つの優秀事例について特許庁長賞を授賞したと発表した。
今回のコンテストは、国民が共感・体感できる優秀事例を発掘して拡散させるために開催され、特許庁の内部から提出された11の事例を対象に、15名の外部専門家で構成された積極行政委員会の審査を経て選定された。
最優秀事例として、「K-ウォークスルーの特許、誕生の秘密はメモ書き一枚」は、全世界で特許出願日の先取り競争が激しい状況の中で、非定型書類も出願書類として認めてほしいという現場からの要求を反映し、研究開発後の研究成果をそのまま提出しても、特許出願日を確保することができるように特許法の関連規定およびシステムを先行的に整備したものである。
(従来)定められた法令上の書式に基づいて特許明細書を作成するように規定されており、早急に発明された特許の出願日を先に確保することが困難である。
(改善)出願時に定められた形式を遵守しない自由形式の明細書(論文、研究ノートなど)を提出できるようにし、ウォークスルーのブースを発明した直後に研究ノートだけを提出して、速やかに出願することができ、海外輸出販路を確保してから、外貨を獲得できるなど「K-防疫」の海外進出をリード
優秀事例である「新型コロナウイルスの特許情報ナビゲーションで道を探す」は、新型コロナウイルス関連のワクチン・治療薬、診断・検査、防護・防疫など分野別の韓国内外の最新特許情報を集めて、迅速に提供し、インターネットやSNSで拡散されている間違った情報のため、国民の混乱と不安が増している状況の中で、より正確で客観的な特許技術情報を提供できるようにしたものである。
(推進背景)新型コロナウイルスの拡散により、ワクチン・治療薬、検査、防疫などの技術開発に必要な韓国内外の特許情報の迅速な提供、偽情報であるインフォデミク(※)に対する国民の被害予防が必要
※「メタノールを飲むことで、新型コロナウイルスを治療できる」、「歯磨き粉でマスクを洗濯することができる」など
(主要内容)治療・診断技術、ワクチン開発などに関する特許動向を調査して防護・防疫、診断・検査、治療・ワクチンなどの特許技術情報を提供、代替治療薬の導入検討、強制実施権の発動を検討するなど
特許庁は下半期にも「積極行政コンテスト」を開催し、庁員が担当業務を率先して遂行し、誇りを持つことができるように優秀事例を発掘し、10月に予定されている人事革新処が主管する「中央行政機関の積極行政コンテスト」にも参加する予定である。
特許庁の企画調整官は「特許行政において、国民の立場に立った積極行政をリードし、国民のささいな不便の一つでも見逃さないよう、最善を尽くしたい」と述べた。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
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