知的財産ニュース 特許庁、出願・登録・国際出願に関する合同説明会を開催

韓国特許庁は、企業、一般人、弁理士などを対象に、10月30日（火曜）午後13時30分、韓国知識財産センターで国内外の出願と登録事項に関する合同説明会を開催する。

今回の説明会では、個人出願人、企業、弁理士業界の関係者が、知的財産権を取り巻く環境変化にいち早く対応できるよう、出願および登録関連法、制度改善、電子出願制度など、知的財産権の確保における有益な情報を提供する計画である。 　

主な内容としては、外国法人の代理人委任状に関する証明書類制度の改善、特許協力条約（PCT）国際出願の理解およびePCTの活用、マドリード・ハーグ国際出願の理解および主な変更点などがあり、その分野の専門家が主題発表を行い、質疑応答にも対応する。 規制改革の一環として改善された「外国法人の代理人委任状に関する処理基準の緩和」など、韓国の制度改善だけでなく、特許、商標、デザイン国際出願などに関する条約まで扱うため、国内外の出願を同時に進める特許顧客には実質的に役立つだろう。

また、知的情報化時代にふさわしく、別のソフトウェアをインストールせずに願書書、明細書を提出することができる「XML変換Webサービス」の導入、電子出願制度に関する情報提供は、特許行政手続を分かりやすくするため、特許顧客の利便性向上につながる見込みである。

特許庁情報顧客支援局の局長は「超接続、超知能に代表される第4次産業革命時代における企業の成否は、知的財産権の確保にかかっている」と強調し、「特許庁は革新的なアイデアと技術が迅速に権利化され、韓国経済の革新成長を導くことができるように出願・登録に関する各種規制や制度を継続的に改善する」と述べた。

詳細については特許庁ウェブサイトを確認し、お問い合わせは特許庁国際出願課（042-481-5209）まで。