知的財産ニュース 特許庁、知的財産(IP)を基盤とする起業・投資を活性化するための「IP創業デモデー」を開催

2018年9月14日
出所: 韓国特許庁

韓国特許庁は、地域所在のスタートアップに知的財産(IP)を中心とする投資誘致の機会を提供するために、14日(金曜)午後2時30分、板橋(パンギョ)テクノバレー(京畿道城南市)で「2018年IP創業デモデー」を開催すると発表した。

「IP創業デモデー」とは、特許技術の価値評価と投資誘致に対するメンタリングを受けた、IPに特化したスタートアップが投資家に企業の技術力とその価値を公開する場である。

今回のイベントでは人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)といった第4次産業革命関連技術、ライフスタイル、化学バイオ、情報通信など、さまざまな分野から選ばれたスタートアップ9社の代表が、投資家の前で特許技術の価値評価の結果と企業の価値について説明する予定である。  

また、イベントに参加する一般の人が聴衆審査団となり、発表した企業に仮想で投資する予定であるため、スタートアップは保有技術や製品に関する市場の反応も確認することができる。

特許庁次長は「今回のイベントが、スタートアップが保有する特許や技術の価値を正しく評価してもらい、知的財産ベースの投資が活性化する契機になることを期待している」とし、「今後も特許庁は、知的財産ベースのスタートアップが持続的に成長できるよう、支援を惜しまない」と述べた。

起業や投資に関心のある人なら誰でも参加でき、投資誘致のためのスタートアップの発表、参加者間のネットワーキングなどは全部、無料となる。 

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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