知的財産ニュース 忠清北道知識財産センター、最優秀地域知識財産センターに選定

2018年2月22日
出所: 韓国特許庁

特許庁、2017年度における地域知識財産センターの成果評価の結果を発表

韓国特許庁は、全国27カ所に設置・運営されている地域知識財産センター(注1)に対する2017年度事業実績成果評価を実施し、その評価結果を発表した。

今年は、各評価項目で高い評価を受けた忠清北道知識財産センターが最優秀センターに授与される、産業通商資源部長官賞を受賞する。

光州知識財産センターは「非常に優秀」の評価を、慶尚南道知識財産センター、全羅北道知識財産センター、釜山南部知識財産センター、春川知識財産センター、晋州知識財産センターが「優秀」の評価を受けて特許庁長賞を受賞する。

地域知識財産センターの成果については、当該年度の事業実績および成果などに重点を置いて評価を行う。評価の目的はセンターの序列化ではなく、持続可能なセンター運営にあり、企業支援の優秀事例を広げ、問題点は見つけるなどして事業を円滑に進めるための支援に重点を置いている。今年は組織運営、経営効率化、優秀事例の発掘の3項目について評価を行った。

特許庁は2月22日に忠清南道扶餘にあるロッテリゾートで開催される「地域知識財産センター総括ワークショップ」で授賞式を行うとともに、前年度の優秀事例の共有および今年度の事業運営の方向を協議するなど、特許庁と地域知識財産センター間で政策を共有する場も設ける予定である。

特許庁産業財産政策局の局長は「全国27カ所の地域知識財産センターを、単なる知財相談窓口ではなく、知財サービスが行き届かない地域に高品質のコンサルティングを基盤にする知財サービスを提供する総合支援機関として育成したい」と述べた。

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