知的財産ニュース 特許庁、「2017大学創造発明大会」の受賞作を選定し、授賞式を開催する

2017年11月9日
出所: 韓国特許庁

韓国特許庁と韓国科学技術団体総連合会が共同主催し、韓国発明振興会が主管する全国最大規模の大学生発明大会である「大学創造発明大会」の2017年優秀な受賞作が発表された。

大会には全国の135の大学から5,006件の発明アイデアが出品され、激しい競争を繰り広げた。最高賞である大統領賞は「外骨格可変形無人探査用球形ロボット」を発明した韓国航空大学チームが獲得した。

受賞作は従来の車輪型無人探査ロボットの限界を改善したもので、高価な特殊探査車を代替できる効果的なアイデアだという評価を受けた。

国務総理賞は、安全フェンス機能を兼ね備えた駅のベンチを発明した清州大学の学生が受賞した。

他にも産業通商資源部長官賞は金烏工科大学チームと韓国産業技術大学チームが、特許庁長賞は東亜大学チームと慶熙大学校チームが受賞するなど22の大学、35チームが優秀発明賞を受ける。

特許庁次長は「この大会で発掘された人材は韓国にとって貴重な資源」とし「この賞を受けた学生が知的財産で第4次産業革命時代をリードする中核人材として成長できるよう関連プログラムを継続的に開発し支援する」と述べた。

「2017大学創造発明大会」の授賞式は11月9日(木曜)午後2時、ソウルの韓国科学技術会館で開催される。

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