知的財産ニュース 弁護士31人、弁理士実務修習集合教育を修了

2017年12月14日
出所: 韓国特許庁

韓国特許庁国際知識財産研修院は12月15日午後、研修院で弁理士実務修習集合教育課程の修了式を開催する。

修了式は33人の教育申請者のうち実務修習集合教育を修了した弁護士31人、研修院長、研修員の従業員などが参加して行われる。

昨年7月の改正弁理士法の施行により、7週間行われた今回の集合教育課程は弁護士が弁理士の資格を取得できるように実施した最初の集合教育であった。

今回の教育は弁理業務の専門性と実務能力を備えた弁理士を養成するという目標の下、出願、審判・訴訟実務など、現場中心の実習教育と非理工系出身の弁護士向けの科学技術教育に重点を置いて行われた。

今回の教育課程を修了した教育生が今後、正式な弁理士業務を行うためには、特許事務所又は産業財産権業務を行う法律事務所などの現場研修機関で6カ月の実地研修課程を修了しなければならない。

特許庁国際知識財産研修院長は「第4次産業革命時代に科学技術専門家である弁理士の役割が日増しに重要性を増している」と強調しつつ「弁護士資格を保有する人でありながら弁理士としての業務の専門性と使命感を加え、競争力を備えた知識財産専門家に成長してほしい」と述べた。

修了式では、成績最優教育生2人が特許庁長賞を受賞し、成績が良好で教育運営に功労が大きい教育生4人が国際知識財産研修院長賞を受賞する。

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