知的財産ニュース バッテリー関連デザイン出願が大幅増加

2016年5月16日
出所: 韓国特許庁

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特許庁の調査によると、最近、バッテリーに関するデザイン出願が大幅に増加している。2011年から2015年まで出願されたバッテリー関連デザインは、計992件であり、詳細を見ると、2011年69件に過ぎなかったバッテリー関連デザイン出願は、2012年に入り、128件と前年比2倍近く急増し、2014年には219件、2015年には再び379件と大幅な増加傾向を示している。また、携帯用バッテリーのデザイン出願の割合はバッテリー全体のデザイン出願の46.5%と、半分近くを占めていると分析された。

出願増加の主な原因としては、国内スマートフォン利用者数が2011年以後、毎年1千万人以上爆発的に増加してきたことに加え、移動中に音声通話の他にゲームやSNS、動画の鑑賞等、スマートフォンの多様な機能のうち、相対的に電力消耗が大きい機能を利用する人が増え、補助バッテリーの必要性が大きく増加したためとみられる。

また、携帯用バッテリーの場合、従来の単純な「レンガ型」のデザインから脱却し、消費者の関心を集めるためのクリエイティブなデザインが次々と出願されていることが調査から分かった。スマートフォン保護ケースの機能とバッテリーの機能を兼ね備えたデザインはもちろん、最新型スマートフォンの形状に似ている「エッジ」デザインと女性を狙った「リップスティックケース形状」のデザイン等、多様なものがあるという。

携帯用バッテリーだけでなく、産業用部品として使われるバッテリーの場合もデザインの変化が見られているが、最近市場でスマートウォッチが脚光を浴び始め、小さくて丸い時計ケースの中に装着されやすく、空間効率を極大化できるように考案された薄くて丸い形のバッテリーセルデザインが出願されている。

特許庁のチェ・ギュワン商標・デザイン審査局長は「もうバッテリー市場でも技術的優秀性だけではライバル社に対する優位を占めることができなくなった。競争が激しい市場であるほど、デザインこそ自社製品を差別化させる中核力量であり、このような業界の共通した認識がデザイン出願の増加につながったと思う」と話した。


バッテリー分野のデザイン出願現況

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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