知的財産ニュース 韓国特許庁、民官合同で知的財産保護の日に記念式開催

2015年4月22日
出所: 韓国特許庁

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韓国特許庁は世界知的財産の日(4.26)を迎え、(株)NAVER、(株)SK PLANET(11番街)、e-Bay KOREA、(株)Forward Ventures (Coupang)及び国家知識財産委員会、文化体育観光部、関税庁等の民・官関連機関が4月22日(水曜)にソウル国立中央図書館国際会議場にて「知的財産保護の日」の記念式を開催する。

知的財産保護の日の記念式は、昨年5月に国家知識財産委員会等の政府機関とNAVER等の民間企業で締結された知的財産尊重文化の拡散に関する業務協約により昨年に続き第2回目の開催となるイベントであり、知的財産の保護が国の経済と産業発展を導く基盤となることを広く知らせ、知的財産尊重文化の拡散に向けて政府省庁の協業と民・官協力を図るための場である。

この日の記念式に先立ち、今年初めて国民公募を通じて選ばれた「知的財産保護の第一歩、国家競争力の巨歩」を知的財産保護キャンペーンの新しいスローガンに採択し、全国大学生知的財産保護の団体である「大学生サポーターズ」による知的財産尊重の宣誓、正品と模倣品の比較展示、 知的財産尊重1万家族のリレー署名運動開始等のイベントも行われる。

知的財産保護の日の記念式と並行して、この日の午後には韓国特許庁、貿易委員会、関税庁、著作権委員会、韓国消費者院等の政府機関が米商工会議所(AMCHAM)、ヨーロッパ商工会議所(ECCK)、ソウルジャパンクラブ(SJC)等の韓国内に進出した外国企業団体とともに、「知的財産権保護執行コンファランス」を開催し、外国企業を対象に韓国政府の知的財産保護政策を積極的に知らせる計画である。

一方、この日のイベントを開始に来る28日(火曜)まで「知的財産の保護週間」として宣布し、韓国知識財産保護協会、著作権保護センター、貿易関連知財権保護センター等知的財産保護関連の公共団体とNAVER等の民間企業と共同で正品・模倣品比較展示の体験、知財権保護同参署名運動等の知的財産保護キャンペーンのイベントを明洞、東大門、梨花大学の主要繁華街及び大学街地域を中心に行う予定である。

李・ジュンソ韓国特許庁次長は、「創造経済が花開くには知的財産の創出、活用とともに創意的なアイデアと革新的は発明活動の成果物が、その価値をまともに認められ尊重されることが重要である」とし、「本日のイベントは、このような知的財産尊重文化が社会的に拡散することにより、創造経済の核心である知的財産の保護環境を確固なものとなることに大きな意義がある」と述べた。

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