知的財産ニュース LG電子、パテントトロールとの係争で勝訴

2014年2月21日
出所: デジタルタイムズ

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LG電子が米国でいわゆる「パテントトロール」との特許係争で勝ちを取った。

21日、LG電子によると、米国の国際貿易委員会(ITC)は、19日、TPLがLG電子を相手に提起した特許侵害審判においてLG電子に軍配を上げた。

TPLは、特許を保有しながら製品は生産せず、主に特許訴訟による和解金や損害賠償額で利益を得る｢パテントトロール｣とされる。TPLは、自社が保有しているスマートフォンアプリケーションプロセッサー(AP) 特許を侵害したとして2012年7月、ITCとカリフォルニア北部連邦地方裁判所にLG電子を提訴した。

LG電子は、昨年開かれた関連審判でその主張に反駁し、ITC行政裁判官も、昨年9月にLG電子の嫌疑無しという予備判定を下した。これに続き、ITC全体委員会も行政裁判官の予備判定をそのまま維持し、嫌疑なしを最終的に結論付けた。

LG電子特許センターのキム・ジュソブ常務は、「LG電子は、TPLの特許がわれわれの製品に適用されていないと常に強調してきた。ITCの最終判決によって、LG電子の正当性を立証してくれたことに感謝する｣と述べた。

パク・ソヨン記者

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