知的財産ニュース LG電子とサムスン電子、LTE標準特許で共同1位

2014年2月10日
出所: デジタルタイムズ

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LG電子とサムスン電子がLTE標準特許の競争力で共同1位となった。

米国の特許専門コンサルタント会社「テックIPM」は、先月31日ベースで米国特許庁(USPTO)と欧州特許庁(EPO)に登録されたLTE特許のなかで、暫定的な標準特許の候補を集計した結果、LG電子が出願した特許が全体の23%で最多だったと10日に発表した。

サムスン電子は、全体の18%で2位となり、韓国のスマートフォンメーカー2社が世界のLTE標準特許の競争で先んじていることが分かった。

テックIPMは、各社の具体的な特許件数は公開しなかったが、同社が分析した特許全体は288件から逆算するとLG電子の特許件数は66件、サムスン電子の特許件数は52件になる。

LG電子は、2011年投資銀行Jefferies & Companyが分析した特許価値順位では1位となり、2012年と2013年もテックIPMがそれぞれ集計したLTE特許とLTEアドバンスト(LTE-A)特許順位で世界1位となった。

サムスン電子も同年、同会社の集計でLTE-A登録特許保有2位となった。

LG電子とサムスン電子に続き3位となったのはクアルカム(9%)、NSN(9%)、モトローラ(8%)、エリクソン(6%)の順だ。

特許を保有するだけで製造はしないいわゆる「パテントトロール(Patent Troll)」やNPEと呼ばれるインターデジタルは、6%で7位となった。アップルは2%にとどまった。

キム・ユジョン記者

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