知的財産ニュース 米ITC、9日特許侵害予備判定の可否を決定

2013年1月7日
出所: 電子新聞

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サムスン電子のスマートフォンが米国で輸入差し止めになるかどうかが9日に決定される。

米国の国際貿易委員会(ITC)は、米国時間の9日、サムスン電子のスマートフォンやスマートパッドなどがアップルの特許を侵害したかどうかについて再審査の可否を決定する。

ITCは、昨年、サムスン電子の「ギャラクシーS」、「ギャラクシーS2」、「ギャラクシー・ネクサス」、「ギャラクシーTab10.1」などがアップルの特許4件を侵害したという予備判定を下した。

ITCが今回の判定でサムスン電子が提起した際審査の要請を退けた場合、特許侵害を認めた予備判定がそのまま最終判定に確定される可能性が高い。

再審査の要請が棄却され、特許侵害が最終的に確定されれば、サムスン電子の製品は、米国大統領の最小承認を得て60日以内に米国への輸入が禁止される。

逆にITCがサムスン電子の再審査要請を受け入れた場合、2月19日の6人委員会で最終判決を言い渡すことになる。

キム・インスン記者

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