知的財産ニュース 電子出願「OPEN特許路」本格的推進

2013年5月7日
出所: 韓国特許庁

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「OPEN特許路」開発事業」提案要請説明会を開催

韓国特許庁は、「OPEN特許路の開発事業」に関心のあるソフトウェア開発企業を対象に、提案要請説明会を5月7日に行う予定だ。

韓国特許庁が運営するインターネットホームページ「特許路(http://patent.go.kr)」は、特許出願から手数料の納付・証明書の発給・通知書の受信など、特許庁の業務をはじめ、特許情報の照会や管理なども可能だ。

これまでは、ウィンドウズ社のインターネット・エクスプローラー(IE)という特定のウェブブラウザーでしか利用できなかった。韓国では、大半のインターネットユーザーがこのIEを利用していたが、最近はクローム (Chrome)やサファリ(Safari)などの他のブラウザーでアクセスするケースが多くなり、改善が求められていた。

そのため、多様なブラウザーに対応できるホームページの開発を「OPEN特許路の開発事業」を通じて推進する。これまでの閉鎖的な環境をなくし、今年末からは様々なウェブブラウザーでも特許路を利用できるようになる。

韓国特許庁情報開発課のナム・ヨンテク会長は、「スマートフォン、タブレットPCなど、さらに多様化した環境に対応し、国民が特許電子出願を利用するにおいて不便のないよう、取り組んでいく考えだ」と述べた。

「OPEN特許路の開発事業」は、「ナラいちば」を通じて入札公告されており、公告書と企画書などの詳しい情報が確認できる。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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