知的財産ニュース 韓国最大の偽造医薬品販売業者が逮捕

2013年11月22日
出所: 韓国特許庁

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韓国で偽造商品の捜査を始めて以来の史上最大数量と金額のバイアグラやシアリスなど偽造ED治療薬の販売業者が逮捕された。

韓国特許庁商標権特別司法警察は、バイアグラ、シアリスなど、有名ED治療薬の偽造薬を販売した疑いで中国系韓国人ジョン氏(女性、42歳)と、国内送達を担当していたチョン氏の兄を商標法違反で逮捕し、共犯のチョン氏の夫チョン氏(52歳)と、チョン氏の妹(49歳)を同じ疑いで逮捕したと22日に発表した。

商標権特別司法警察は、今年の5月から捜査に着手し、粘り強く捜査を行った結果、4日、保管倉庫で販売していたバイアグラ、シアリス、レビトラなどの偽造ED治療薬37万錠、包装容器、使用説明書など、計58万個(正品価格371億ウォン)を押収した。

拘束されたチョン氏家族は、今年の初めから最近まで、一般家庭を装った倉庫でバイアグラをはじめ、シアリスやレビトラ、韓国製のED治療薬まで、計4種類のED治療薬とダイフルカンなど、370億ウォンの偽造医薬品を違法で流通させてきた。韓国製のED治療薬を偽造して販売した事例は珍しく、韓国製の人気を裏付けていると分析される。

韓国特許庁によると、チョン氏らは、中国から密搬入した材料を、包装機械まで備えて錠の形や色、包装箱に付着させるホログラム処理まで正品と同じく包装・製造して流通させていたという。

さらに、商標権特別司法警察は、配送を担当するチョン氏の兄を逮捕した後、背後の組織を摘発するため、チョン氏の行状及び周辺人物を調べていたところ、国内の販売を担当する容疑者とその夫のチョン氏などを商標法違反の疑いで追加逮捕できた。中国などにさらなる背後組織があると判断し、追跡捜査を続けるという。

一方、商標権特別司法警察隊のパン・ヒョンギ大将は、「今回の事件は、我が国の関連事件の捜査史上における最大規模であった。成分の含量がはっきしりしていない偽者の医薬品を服用すると、健康に大きな害が生じるか、命を脅かしかねない。今後、国民の健康と衛生など、生活に直結している模倣商品の取り締まりに捜査力を集中していきたい」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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