知的財産ニュース 知財高裁　「サムスンはアップルの特許を侵害していない」

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日本の控訴審裁判所は、アップルがサムスン電子を相手に提起した特許侵害訴訟において、特許を侵害していないという原審判決を維持し、サムスンに軍配を上げた。

共同通信は、知的財産権高等裁判所が25日、アップルがサムスンの相手に提起した「メディアプレイヤーコンテントとコンピュータの情報を同期化する方法」について1億円の損害賠償を求める特許侵害訴訟で、原審敗訴判決を言い渡した原審を維持したと報道した。

高等裁判所は、昨年の8月、アップルの同期化特許をサムスンが侵害していないという原審判決を言い渡した。

一方、スマートフォン117と、スマートパッドのタッチに関する特許訴訟ではサムスンが敗訴した。

東京地方裁判所は、21日、アップルのバウンスバック特許をサムスンが侵害したと判決した。アップルは、サムスンの「ギャラクシーS｣と「ギャラクシーS2」、「ギャラクシーTAB7.0」がこの特許を侵害したと主張した。

今回の判決は、特許権を侵害したどうかを定める中間判決で、損害額に関する心理は今後続く。アップルは、今回の判決をきっかけに、請求額を大幅引き上げると予想されている。

クォン・ゴンホ記者