知的財産ニュース サムスン、アップルに特許反撃…大攻勢の始まり
2012年10月3日
出所: 電子新聞
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サムスン電子がアップルの「アイフォン5」を特許訴訟に追加し、自社に不利な特許侵害の評決を白紙に戻るための大攻勢を始めた。
相手の最新主力機種を牽制すると同時に、米国で奪われた特許合戦の主導権を回復させるという戦略だ。
3日のサムスン電子と外国メディアによると、サムスン電子は、「アイフォン5」を米国カリフォルニア北部地裁の特許訴訟の対象に追加した。4月に「アイフォン4」「アイフォン4S」「アイパッド2」が自社の特許を侵害したとして訴訟を提起した。
さらに「アイフォン5」にも4月の訴訟と同じ特許8件(標準特許2件、常用特許6件)を適用した。8月にサムスン電子に不利な評決が出されたアイフォンの旧型モデルの訴訟とは重ならない特許だ。
LTE特許攻撃は行なわれなかった。当初、業界は、「アイフォン5」がアイフォン初のLTE携帯端末だという点で、サムスン電子がそれを攻撃すると見込んでいた。しかし、アップルが3GよりLTE関連特許を多く保有しているため、サムスン電子も慎重にアプローチしていると分析されている。
サムスン電子が「アイフォン5」を公式的に提訴し、サムスンとアップルは、相手会社の最新機種を攻撃の対象にした。アップルも9月初めにサムスン電子の最新機種「ギャラクシーS3」を特許訴訟の対象に追加した。
裁判所の日程上、この製品の本案審理は、来年以降に開かれる。市場で最もシェアの高い製品であるため、自社の特許権を強調する象徴効果が大きいと言える。
サムスン電子は、「アイフォン5」の訴訟とは別途に8月の陪審員評決を撤回するための作業に乗り出した。サムスン電子は、2日に陪審員評決の破棄を担当裁判官に公式的に要請した。
陪審員長が1993年、元の職場「シー・ゲート」と訴訟をしていたことを陪審員選定の過程で陳述しなかったという理由からだ。事業領域上、サムスン電子と協力関係にある「シー・ゲート」との訴訟が陪審員長に偏見を与えた可能性があるという主張だ。
実際に、陪審員長に訴訟を提起した「シー・ゲート」側の弁護士は、アップルとの特許訴訟でサムスン電子の弁護を務めた会社で勤務している弁護士だという。
イ・ホジュン記者
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