知的財産ニュース 工商総局、「一帯一路」における権利侵害・模倣品摘発に重点を

2017年6月16日
出所: 中国打撃侵権工作網

国家工商行政管理総局がこのほど、「知的財産権侵害と模倣品・劣悪商品の製造販売摘発における活動要点」を発布した。国産品の海外におけるイメージを守る「清風」行動を推進し、特に「一帯一路」沿線国、地域に重点を置き、部門間の協働を強化して国境を跨ぐ知的財産権侵害・模倣品などを厳しく取り締まるよう求めている。

また、中国企業の海外進出を後押しするために、工商総局は今年、海外における中国企業の商標保護関連情報を収集するシステムを整備し、その権利保護活動への支援を一段と強化することとしている。

国内では依然としてインターネット分野の法執行に重点を置いて、ネット市場監視管理の特別行動を実施することとしている。さらに、権利侵害企業の違法コストを高めることを狙い、行政処罰事件の関連情報を100%公開しなければならないと明確にした。

2017年全国工商・市場監督管理部門の知的財産権侵害と模倣粗悪品製販摘発活動要PDFファイル(261KB)

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