知的財産ニュース 国家知識産権局、知的財産権の故意侵害を信用情報に記録

2016年1月11日
出所: 中国知識産権資訊網

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1月7日に北京で開かれた全国知識産権局局長会議において、国家知識産権局申長雨局長が、知的財産権の行政保護を厳格に実施し、社会信用システムの整備に積極的に参与し、知的財産権の故意侵害を企業、個人の信用情報システムに記録すると表明した。

申長雨局長は、今年の重点任務として、1.知的財産権行政法執行システムの整備推進、2.専利(特許、実用新案、意匠)行政法執行権利保護情報システムの整備加速、専利に関わる行政処罰事件の情報公開推進、3.社会信用システム整備への積極的な参与、知的財産権故意侵害行為を企業、個人の信用情報としての記録、4.電子商取引プラットフォームにおける知的財産権侵害行為への監視管理の強化――を説明した。

また、申局長は、知的財産権の保護を強化するためには、関連の立法作業を強化し、知的財産権保護支援ネットワークの整備を進めなければならないと強調した。

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