知的財産ニュース 原産地地理的表示が1804件に、昨年末時点＝国家質検総局

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国家質量監督検験検疫総局（質検総局）関係者によると、昨年末時点の中国の原産地地理的表示は1804件に達した。原産地地理的表示の貿易や経済発展への寄与度は日ごとに増加している。

国家質検総局は1990年代に地理的表示保護制度を導入した。現在、同総局が管理する地理的表示は1800件を超え、全国31の省·自治区·直轄市に点在する6000以上の企業や組織がこれらの地理的表示を使用している。地理的表示制度の保護を受ける商品の年間生産高が約1兆元に達する。この中、保護対象の初級農産品の付加価値は15～20％も増加した。地域経済発展を支援し、対外貿易を促進する重要な駆動力として地理的表示が活用されている。

外国権利者の地理的表示保護を目指し、質検総局と欧州連盟（EU）は2013年、地理的表示保護の新しい国際協力モデルとして、地理的表示に関する「10+10」相互認定保護パイロット事業を実施した。