知的財産ニュース 天津自貿区で自動車の並行輸入を解禁、6月より試行開始

2015年6月3日
出所: 天津市政府公式サイト

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天津市商務委員会はこのほど、天津市の中国(天津)自由貿易試験区(天津自貿区)で、自動車の並行輸入を試験実施すると発表した。試行が6月より正式にスタートする。「第1回中国(天津)自動車並行輸入フォーラム」の開催に合わせて、並行輸入に関する「実施方案」が公表された。

「実施方案」によれば、天津は、自動車の並行輸入業務を展開することで、全プロセスでトレース可能な市場モニタリング·管理システムを確立し、政府各部門によるモニタリング·管理業務を、自動車輸入、国内販売、アフターサービスなどすべての経営活動に組み込む方針だ。経営主体の規模と経営方式に基づき、試行プラットフォームと試行企業は、2種類のモデルに分類される。市場化運営に際立った実力を備え、消費者の合法的権益を保護し、試行対象基準を満たす各種所有制企業は軒並み、試行が認められる。

同市は並行輸入制度の導入を通じて、可能な経験を積み、仕入販売、アフターサービス、金融保険、保管物流が一体化した自動車輸入産業チェーンモデルを構築·完備することを目指すという。

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