知的財産ニュース 2014年度の「最高人民法院知的財産権事件年度報告書」が発表

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21日、最高人民法院（最高裁）は「最高人民法院知的財産権事件年度報告書（2014年）」の摘要を発表した。最高裁が昨年審理した知的財産権と不正競争関連事件は伸びが減速する中、新型事件、難問な事件が引き続き増加していることがわかった。

また、専利（特許、実用新案、意匠）など技術関連事件の割合が大きい、植物新品種に係る事件が引き続き増加、著作権関連事件の伸び幅が減少――などの特徴が見られる。

「最高人民法院知的財産権事件年度報告書」に、最高裁が昨年審理した知的財産権·不正競争関連事件から選ばれた35件の典型事件が収録されている。全文はおよそ6万文字、近いうちに出版される見通し。