知的財産ニュース 北京上海広州の知識産権法院、知的財産権事件4160件結審

2015年9月10日
出所: 中国知識産権資訊網

ipshow_BID_5795.html

9月9日午前、最高人民法院(最高裁)が記者会見を開き、知識産権法院の設立·運用状況を説明した。北京、上海、広州の知識産権法院は8月20日までに、合わせて各種類知的財産権事件1万795件を受理し、4160件を結審したことがわかった。

最高裁民事第三法廷の王闖·副法廷長は会見において、知識産権法院の設立は、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議の決定した全体的計画と中央司法体制改革を徹底するための重要な施策で、中国知的財産権分野の一里塚となる出来事であると指摘した。

会見で発表されたデータによると、北京知識産権法院は6595件、上海知識産権法院は1052件、広州知識産権法院は3148件をそれぞれ受理した。また、既済件数では北京が2348件、上海が409件、広州が1403件となっている。北京と広州の知識産権法院の裁判官1人あたりの既済件数は100件を超えた。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp