知的財産ニュース 日本の特許管理会社IP Bridge、中国TCL集団を特許権侵害で提訴

2015年8月12日
出所: 中国知識産権資訊網

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日本の特許管理会社IP Bridgeはこのほど、米デラウェア州連邦地方裁判所に対し、中国の家電メーカー、TCL集団傘下のスマホ事業会社に特許を侵害されたとして、侵害行為の差し止め命令と損害賠償を求めて提訴した。

IP Bridgeが主張する特許は、高速通信規格「LTE」向けの無線通信や音声圧縮技術などの3件。訴状によると、提訴した対象は、TCL集団傘下でスマホ事業を展開する中国と香港、米国の事業会社3社。

IP Bridgeの主張によると、訴訟に関わる3件の特許はいずれも同通信規格を使うスマホに不可欠な標準必須特許である。しかし、TCLはライセンスを取得しておらず、交渉を求めるIP Bridgeの連絡にも応じなかったという。

TCL集団は現在、主力の液晶テレビに代わって、「ALCATEL ONE TOUCH」ブランドを使って、海外で携帯電話で攻勢をかけている。一方、IP Bridgeは日本政府系ファンドの産業革新機構の出資により設立された特許管理会社である。現在は主に、日本企業から特許を譲り受け、日本企業の知的財産権を有効に活用することを目指して事業を強化している。

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