知的財産ニュース 国家工商行政管理総局、企業名称登記改革のテストを展開

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国家工商行政管理総局はこのほど、深セン市において企業名称登記改革のテストを展開していく方針を明らかにした。深セン市場·品質監督管理委員会が工商総局に対し企業名称登記改革テストの実施を要請し、総局が研究を重ねた上で、実施を許可し、23日公式サイトにて公表した。

工商総局の回答によれば、企業名称登記プロセスの簡素化を図るため、今後深セン市で企業登録を申請する場合には、企業名称の前置審査·仮承認をする必要がなくなり、申請者は企業登録手続きを行う際に、企業名称を自ら申告し、企業名称の登記を同時に行うことができることとなる。

このため、企業登録主管機関に対し、企業名称データベースを開放し、企業名称申請の照合システムを構築し、使用禁止·制限の企業名称規則を制定して公示し、申請者自らが企業名称を選択しやすい環境を整えることが求められる。改革後、申請者が自主的に申告する企業名称が紛争発生した場合、紛争当事者が登録機関に裁決を申請することができ、また、当事者が登録機関の裁決結果に対して不服する場合、別途で人民法院に民事訴訟を提起することもできるという。