知的財産ニュース 電子商取引分野の模倣品摘発技術で中国とフランスが交流

2015年6月6日
出所: 国家知識産権網

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フランスの模倣対策全国委員会は、フランス産業財産権庁と共同で開発した電子商取引模倣品監視技術の中国導入に向け、中国の政府、企業との協議·交流を進めている。同委員会のRichard Yung委員長が先日北京で、「フランスで6年も実施し、模倣品が大幅に減尐したなど大きな成功を収めているこの技術は、きっと、中国でも活用できる」との認識を示した。

中国最大手の電子商取引企業、アリババの関係者は、「フランス政府代表とネット上の模倣対策について数回の密接な交流を行っており、知的財産権保護の合意に達しているが、模倣品摘発技術の導入に関する協定はまだ結んでいない」と話している。

中国政府もフランスのネット上の模倣品摘発技術に興味を示している。中国国家工商行政管理総局の張茅局長は今年2月、フランス大使と会談する時、「フランスの管理経験を参考にし、互いに促進していきたい」と表明した。

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