知的財産ニュース 中国の商標出願件数は累計1400万件超、12年連続世界一

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今年6月末時点で、中国の商標出願件数が累計1425万7000件に達し、12年連続で世界一を維持している。国家工商行政管理総局の張茅局長はこのほど、北京で開かれた「中国ブランド経済サミット」で明らかにした。

張局長によると、中国の商標の登録件数は累計907万5000件で、そのうち有効商標が761万1000件、「名実ともに商標大国」だという。ただ一方、企業の平均商標保有件数から見れば、中国の1万社当たりの商標保有件数は1074件、韓国の2167件とアメリカの3024件に比べて、遥かに少ない。また、海外と取引のある中国企業のうち、自主ブランドを持っているのは20％に過ぎず、自主ブランドの輸出額も輸出全体の11％でしかない。先進国に比べるとブランド競争力は劣っている現状が伺える。