知的財産ニュース ハイアール、高級キッチン家電製品の開発でFPA社、伊Elica社と提携

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中国の家電最大手、海爾集団公司（ハイアール）は3月18日、上海で開かれている中国家電博覧会で、先端技術製品で知られているニュージーランドのフィッシャー&パイケル（FPA社）、ハイクラスデザインレンジフードを手がけるイタリアのエリカ（Elica社）と提携して、高級キッチン用家電を開発すると発表した。

中国市場に巨大なハイエンド消費力が潜んでおり、昨年末に、人民ネットが発表した「中国キッチン家電産業白書2013」によれば、中国のハイエンド消費者は徐々に個性化と高品位化しており、健康、清潔、知能などの面で優れている高級家電製品への需要を示している。このため、ハイアールは世界一流のメーカーと提携することによって、よりハイエンドで、より健康的、知能的なキッチン製品の開発に専念する。

ハイアールは 2012年、FPA 社の株式を全額買収することにより、FPA 社の経営支配権を獲得し、FPA 社の生産技術およびライセンスを取得した。一方、世界中にハイクラスのレンジフードを供給するイタリアのElica社との提携により、イタリアの優れた工芸と斬新なデザインを中国の製品に取り込む。

ハイアールは時代の要求に合致する開発戦略を一貫して追求してきた。インターネット時代に突入してから、ハイアールは研究開発、製造、マーケティングにおける世界規模のリソースを統合し、消費者のために時代に適合した家電製品ソリューションを開発することを使命としている。