知的財産ニュース 米マイクロソフト、河北にゲームイノベーションセンターを設立

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米マイクロソフト社は29日午後、河北省廊坊市大廠回族自治県と協力協定を締結し、同自治県のハイテク産業パークにマイクロソフトゲームイノベーションセンターを設立することで合意した。同社の中国国内におけるゲーム開発を手がけるベンチャー企業のインキュベート拠点としては、上海普陀区に設立されたイノベーションセンターに続く2番目となる。

協力協定によると、同センターは主に華北地域のゲーム開発業者を対象に、ゲームベンチャー企業100社以上を誘致する。マイクロソフトは自社の開発した技術プラットフォームを通じて、Windows 、Windows Phone、Xboxに関する開発、テスト、発売、市場化など全方位的な支援を行う。ハイテク産業パークは、入居企業にオフィス用地、支援資金などの優遇政策を提供する。

マイクロソフトのグローバルシニア副総裁で大中華エリア会長兼最高経営責任者（CEO）の賀楽賦氏は、大廠ゲームイノベーションセンターは同社が整備を進めている「ゲーム生態システム」の重要な一環であると指摘し、「多くの開発者の創業を支援し、共に利益を得るウィンウィンの局面を創り出すことに期待したい」と語った。