知的財産ニュース 「種子法」改正案の意見募集稿、関係者向けにコメントを募集中

2014年1月13日
出所: 中国知識産権資訊網

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全国人民代表大会(全人大)農業及び農村委員会がリードする「種子法」改正の意見募集稿がほぼまとまり、関連部門、大学、科学研究所や業界協会と企業へコメントを求めていることがわかった。中国農業新聞網が伝えた。

今回の改正は、品種資源の管理、植物新品種の保護、科学研究体制の改善、イノベーションへの支援策などの課題に集中して行われる。

現行「種子法」は2000年に施行され、中国の種子産業に大きな変化をもたらした。国有種子企業による市場独占局面の打開、種子の新品種開発能力の強化、新品種の更新と普及の加速を後押する面で重要な役割を果たしてきた。一方、品種資源の管理不備、植物新品種への保護が不足し、国内種子企業は全体的に国際市場において競争力が弱いことは現状であり、今回に改正の重要な要因となっている。

全国人民代表大会常務委員会は「種子法」の改正を、5年法律制定計画と2014年の立法計画に入れ、全国人民代表大会農業と農村委員会がリード役を担当し、農業部、国家林業局、科学技術部、発改委、財政部などの部門は改正作業に参与している。

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