知的財産ニュース ZTE、米ブリンゴに反撃、各国で特許無効請求を提出

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通信機器大手の中興通訊（ZTE）は26日、知的財産管理を手掛ける米ブリンゴ（Vringo）社の保有する特許を対象とした無効請求活動を世界範囲で実施していると発表した。すでに30件以上の無効請求が、国家知識産権局·専利複審委員会で受理されており、中国の外にドイツ、英国、オーストラリアなどの国家でも無効請求を提出しているという。

ブリンゴは2012年10月から、英国、フランス、ドイツなどでZTEを相手取り特許権侵害訴訟を起こしている。無効請求に関する一連の行動は、ZTEが特許侵害訴訟の判決を覆すための反撃であるとみられる。

ZTE関係者はまた、知的財産権関連紛争の解決策として、同社はクアルコム、シーメンス、エリクソン、マイクロソフトなどの各社と知的財産のクロスライセンス契約を締結していることを明らかにした。