知的財産ニュース 各裁判所で昨年10万件以上の知的財産権一審事件を結審

2014年4月21日
出所: 中国知識産権資訊網

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中国の各裁判所は昨年、各種類の知的財産権第一審事件10万件以上を結審した。最高人民法院(最高裁)の陶凱元·副院長が21日広州で行われた記者会見で明らかにした。

陶凱元副院長は記者会見の席上で、中国の各裁判所は知的財産権裁判活動の強化に注力し、専利権、著作権、商標権、不正競争、独占などに係る多数の知的財産権事件を審理し、公平競争の市場秩序の維持に貢献したと話した。

陶副院長はまた、最高裁は今年、知的財産権裁判体制の改革に力を入れ、裁判の質と効率の向上に努める方針だと明らかにした。「専利権侵害の認定、営業秘密、証拠規則、インターネット競争、渉外知的財産権裁判など重点課題の調査研究を適切な時期に実施する」と副院長が語った。

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