知的財産ニュース 広州知的財産権裁判所が設立、4つの裁判法廷を設置

2014年12月17日
出所: 国家知識産権網

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12月16日午前、広州知的財産権裁判所が広州市夢岡区で正式に設立された。広東省の胡春華書記と最高人民法院(最高裁)の沈徳詠·常務副院長が銘板除幕式に出席し、裁判所の立件、裁判部門を視察した。

広州知的財産権裁判所が16日行った初の記者会見に出席した省高級法院の周玲·政治部主任によると、同裁判所は立件、特許裁判、著作権裁判、商標·不正競争裁判をそれぞれ担当する4つの裁判法廷を設置する。国内で二つ目の知的財産権専門裁判所として、広東省全域の専利(特許、実用新案、意匠を含む)、植物新品種、ノウハウなどに関する第一審事件を管轄する。

統計によると、広東省は知的財産権事件が最も多い省である。昨年、全国の知的財産権関連事件の中、広東省が受理した件数は29.68%で、2009年の20.55%より大幅に増加し、全国に占める比率は増加傾向を続けている。

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