知的財産ニュース 専利行政事件が安定増加、昨年の一審事件は641件=北京高裁統計

2014年11月5日
出所: 中国知識産権資訊網

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北京市高級人民法院(高等裁判所)はこのほどブリーフィングを開き、昨年度と今年1~9月の専利(特許、実用新案、意匠を含む)と商標を巡る行政事件の審理状況を説明した。このうち、専利権登録·確認に関する行政事件は安定増加の傾向を示し、裁判所が行政決定を取り消した比率が13%であった。

北京高裁の統計によると、専利権登録·確認の行政決定に対する起訴率は6%前後を維持している。2009年~2012年は年間10%の伸び率で安定的に増加し、市第一中級法院が昨年受理した一審事件は641件、市高裁が受理した2審事件は411件であった。今年1~9月、市第一中級法院が一審事件411件を受理し、市高裁が二審事件365件を受理した。

昨年、北京市裁判所が結審した専利権登録確認行政事件694件の中、国家知識産権局専利復審委員会の行政決定を取り消したのは91件、全体の13%を占めた。

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