知的財産ニュース 北京市第一中級法院、ネット関連不正競争事件の審理状況を発表

2014年6月21日
出所: 中国法院網

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北京市第一中級人民法院(地方裁判所)は6月18日午前、同裁判所で近年、審理されたインターネット関連不正競争事件の審理状況、特徴に関するブリーフィングを行った。インターネット企業間の公平競争と規範化された発展を促す狙い。

統計によると、北京市第一中級法院は2010~2013年、不正競争関連事件110件を結審した。この中、不正競争に関する事件が全体の3割を占める。また、インターネットに関する不正競争事件には、1. 繰り返し侵害が深刻、2. 被害者が加害者に転じるのが多発、3. 相互に侵害する不正競争事件が増加、4. クラウドコンピューティング、ビッグデータなど最新技術に伴う新型事件が浮上――の4つの特徴が見られていることが分かった。

第一中級法院知的財産権第2法廷の姜穎·廷長がブリーフィングにおいて、同裁判所が審理したインターネット関連の10大典型的事例を説明した。

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