知的財産ニュース 中国・EU知的財産権協力新プロジェクト、16日より始動

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中国と欧州連合（EU）による知的財産権協力の新プロジェクトが16日、北京で始動した。中国商務部をはじめとする10数の政府部門と、欧州委員会、在中国EU代表団、欧州共同体商標意匠庁（OHIM）から100名以上の代表が出席した。商務部の張向晨·部長助理、OHIMのカンピーノス（Antonio CAMPINOS）長官らが演説を行った。

新プロジェクトの実施期間は3年。立法、法執行、司法、双方向交流、PR·普及などを含む3分野の16方面で協力が進められる。中国側は15の政府部門と一部の業界組織、企業、産業パークが参加する。双方はすでに2014年度の活動計画で一致に達しており、これから実施の段階に入ることとしている。

中国とEUはこれまで、知的財産権保護に関する第一期（1996～2004年）、第二期（2007～2011年）協力プロジェクトを実施し、目覚ましい成果を上げている。昨年11月21日の第16回中国EU指導者会合で、双方が知的財産権分野の新しい協力協定を締結した。