知的財産ニュース 税関総署、昨年に権利侵害商品7500万点押収

2014年7月18日
出所: 人民網

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2013年、中国の各税関が知的財産権侵害商品7500万点以上を押収し、押収総量の99.4%を占めた。7月18日に行われた国外知的財産権環境研究報告会で、税関総署·政策法規司の李群英·知的財産権処長が明らかにした。

「中国は輸出する権利侵害商品の摘発を主任務とする唯一の国家」と李処長が報告会で説明。中国が世界の模倣品製造販売の拠点であるとの指摘について、李処長は、正当の輸出商品に比べて権利侵害商品の比率はかなり低い、輸出の主力である軽工業製品は模倣しやすい、海外からの注文が権利侵害商品であることに気付かなかった請負業者が多い――などと分析した。李処長はまた、中国は税関を通じて権利侵害商品の取引を効果的に抑えることができるとの認識を示し、税関総署は今後、法執行分野を一層拡大させ、関連当局との協力体制の整備と国際協力の展開に取り組むことにしていると説明した。

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