知的財産ニュース 特許登録ランキング上位10社、半数が深セン市企業

2013年2月25日
出所: 深セン特区報

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国家知識産権局がこのほど発表した2012年の特許登録件数ランキングで、国内企業上位10社のうち、半数が深セン市企業であることが分かった。直轄市を除いた都市ランキングでは深セン市が昨年に続き1位だった。

上位10社の中に、華為技術、中興通訊、鴻富錦がトップ3を占めたほか、比亜迪が6位、華為終端が7位であった。深セン市企業5社の総件数は7417件で、残り5社の総計2488件のおよそ3倍となっている。

トップ10入りした深セン市企業5社はいずれも売上総額の10%以上を研究開発費に充てている。華為技術は過去10年間で総額1200億元を研究開発に投入し、昨年だけでも299億元を投入した。中興通訊は2009年から2011年までの研究開発費が同時期の利益総額を上回る200億元に達した。2社はいずれも4万件以上の専利(特許、実用新案、意匠を含む)を出願している。

深セン市の昨年の特許登録件数は直轄市を除いた国内都市の中で最多の1万3139件だった。前年より13%増え、都市ランキング2位と3位の合計よりも32%多くなっている。人口1万人当り平均の特許保有件数は国の2015年までの目標値の10倍で、先進国並みのレベルに達している。

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