知的財産ニュース 広東省の知的財産権担保融資が10億元超、国内最高額

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広東省の知的財産権担保融資は、利用企業が200社以上に達し、総額が10億元を超えた。融資総額が国内で最も多い地域となる。広東省知識産権局が19日、明らかにした。

国家知識産権局がこのほど発表した「2012年全国知的財産権発展状況報告」によると、広東省は昨年の専利（特許、実用新案、意匠を含む）出願権と専利権の譲渡件数、専利権担保融資金額、商標使用許諾契約届出件数、商標譲渡件数で何れも国内1位になっている。国の知的財産権投融資総合試験エリアに指定されている佛山市南海区、国の知的財産権担保融資モデルエリアに指定されている広州、東莞 、佛山市順徳区ではパイロット事業が順調に進んでおり、昨年末時点、知的財産権担保融資を利用した広東省企業は200社に上り、融資総額が10億元を超えている。

省知識産権局の責任者によると、今年1から5月、広東省の特許登録が8900件で国内2番目に多い。人口百万人当りの特許保有件数が824.9件で、全国平均の2.31倍となっている。