知的財産ニュース 深セン市、工業デザイン産業の生産高が31億元、全国の6割に

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優れた産業基盤と創業環境に恵まれる深セン市の工業デザイン産業は、全国をリードしている。2012年の総生産高が31億元で前年より25.8％増えた。市場規模では全国の6割を占める。

深セン市の工業デザイン専門の企業は500社を超えている。このほか、各種類の工業デザインスタジオ、サービス機構が約1500社で、各工業企業が内部に設置するデザイン部門の数が4000に上る。工業デザインに携わる技術者などが10万人以上に達する。

工業デザイン産業の発展を一層促すため、深セン市は、毎年1億元の支援資金を投入して業界全体のハイエンド化、国際化、ブランド化を推し進めるなどの施策を打ち出している。同市はまた、香港、台湾、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、英国などの国、地域と工業デザイン分野の戦略的協力協定を締結している。