知的財産ニュース マイクロソフトの中国初のイノベーションセンター、海南に設置

2013年4月7日
出所: 新華網

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海南省と米マイクロソフトは7日、ボアオアジアフォーラムの国際会議センターで戦略的協力覚書を締結し、マイクロソフトが中国における初のイノベーションセンターを海南国際情報産業パークに設置することで合意した。

合意によると、双方は海南省のソフトウエア産業育成、次世代情報技術の研究開発、ソフトウエア人材育成、情報化応用インキュベーター、知的財産権保護の各分野で全方位的戦略的協力を展開する。海南省のソフトウエア産業の発展、情報化応用レベルの向上、観光業の発展に繋がることが期待される。

海南省の李国梁副省長は、海南に設置される「マイクロソフト·イノベーションセンター」はマイクロソフトの影響力と海南省の資源を生かして国内外のソフトウエア企業を海南省に招致し、産業群の形成を目指すと説明。また、インキュベーターとして市場規模が50億元に上る生態系ソフトウエア産業チェーンの育成に取り組むとしている。

このほか、海南省のソフトウエア産業の持続的可能な発展をサポートするために、マイクロソフトは海南省に「マイクロソフトIT学院」を設立することも計画している。

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