知的財産ニュース 上海市に設立された外資系研究開発センターが363社に、10月末時点
2013年11月11日
出所: 東方網
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多国籍企業が上海市に設立した研究開発センターは10月末時点、363社に達した。上海市は外資系研究開発センターが最も多い国内都市の1つとなっている。11月11日に開かれた「2013上海外資系研究開発センターフォーラム」でわかった。
上海市商務委員会と市外資系企業協会が共催したこのフォーラムに上海の外資系企業からの代表約300名が出席した。インテル、ボルボ、GEなどがそれぞれの最新の研究成果と国際R&D分野の動きを紹介した。
市商務委の統計によると、上海市に多国籍企業が設置した地域総本部は436社、投資会社は279社、研究開発センターは363社(10月末時点)に達し、上海は外資系企業の地域総本部と研究開発センターが最も集まる地域の1つとなっている。「科学技術イノベーションで発展を駆動し、外資誘致と自主的イノベーション能力の向上とを結びつける」との方針に基づいて同市は外資系研究開発センターの誘致に力を入れてきた。昨年発表された「外資系企業の研究開発センター設立を奨励する若干意見」に税収や人材、技術成果移転、通関などの奨励策が盛り込まれている。
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