知的財産ニュース 中国のロボット産業連盟は北京で発足

2013年4月23日
出所: 中国証券網

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中国機械工業連合会を筆頭とする中国ロボット産業連盟が、21日に北京で発足した。第1回産業連盟は80数社の企業によって構成され、中国国内のロボット産業チェーンの中堅企業および主な研究機関などを網羅した。

同連盟の関係者によると、現在中国のロボット市場は、世界ロボット市場の5分の1を占めるまでに拡大したが、中国工業のロボット利用率は依然として低い水準に留まっている。世界の主要工業国と比べ、中国のロボット産業は依然として大きく差をつけられており、国内のロボット市場シェアの9割を海外企業が占めている状態であるという。特に、ロボット産業は競争が激しく、業界の管理体制が整っておらず、コア技術や中核部品のブレークスルーが必要だ。

同連盟は中国機械工業連合会の成熟した業界業務体制を頼りに、業界内の資源の統一配置を通じて、ロボット応用業界の提携ルートなどを開拓し、ロボットの産業化を加速し、国民経済のモデルチェンジ·グレードアップの差し迫った需要に貢献する。

「中国ロボット産業連盟の設立により、国内ロポット産業の大幅な成長が期待できるだろう」と関係者が語る。

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