知的財産ニュース 上海モーターショー 中国ブランドは技術・デザイン面で世界の主流に加わり始める

2013年4月20日
出所: CHINA DAILY

ipshow_BID_3493.html

中国上海市の上海新国際博覧センターで21日、第15回上海国際モーターショーの一般公開が行われた。18カ国·地域から約2000社が参加し、完成車約1300台が出展され、展示場面積は過去最も広い延べ28万平方メートルだった。

今回のモーターショーでは、中国の国産ブランドメーカーは完成車、技術、規模、実力のいずれの面からも、大きな躍進を果たし、モーターショーの大きな見所となっている。コンセプトカー69台のうちの19台、新エネルギー車91台のうちの35台が、国内メーカー産である。

上海汽車工業(集団)総公司(略称は上汽集団)は独自開発した最新の動力システムを搭載した「栄威(ROEWE)550」、MGブランドの今後のデザイン方針を示すMGコンセプトカーを初公開し、省エネ·ハイテクのブランドイメージを強調する。上汽集団は今回のモーターショーで6車種の新エネルギーセダンを展示し、またN2展示館の商用車ブースで1車種の新エネルギー商用車を展示することで、「HV、EV、燃料電池」の三つの路線で獲得した最新の成果を示す。

吉利、比亜迪、奇瑞、華晨、江淮、海馬、東南、力帆などの中国ブランドも、それぞれすべての新車を出展している。一部のメディアは、上海モーターショーでは、先進的な動力システム、電子システム、車載ネットワーク、新材料の応用が展示され、新技術や車の将来的なデザイン理念を理解することができ、この技術の雰囲気は、中国メーカーの研究開発の意欲をかきたて、本土技術の発展を促すだろうと分析した。

同モーターショーは4月21日から29日にかけて一般公開される。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp