知的財産ニュース 国際反模倣品団体、中国税関の知的財産権保護を高く評価

ipshow_BID_3692.html

「世界の知的財産権保護に中国税関が優れた貢献をしている」。中国税関総署を訪問した国際反模倣品団体（GACG）の責任者が語る。中国税関の法執行は最も効果的で、権利者との協力強化と立法の公開などで示した公正、透明性を深く印象付けていると高く評価した。

税関総署は昨年、知的財産権をめぐる法執行活動に力を入れて、「薬品、食品、自動車部品の模倣品摘発」、「携帯電話やタブレットPCなど電子製品をめぐる権利侵害の摘発」、「知的財産権保護特別行動月間」、「冬季攻勢」など一連の法執行活動を実施し、通年で権利侵害商品9300万点を摘発した。

GACGは中国や米国、英国など国家（地区）の22の企業協会、業界組織からなる模倣品の撲滅を目指す非政府間国際組織。中国税関総署は2006年にGACGの「政府機構激励賞」、2011年に「最良政府機構賞」を受賞している。