知的財産ニュース 米ITC、三一重工のキャタピラー重機で「337調査」を実施

2013年7月15日
出所: 経済参考報

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米国際貿易委員会(ITC)は11日、米ウィスコンシン州にある重機会社の提訴を受け、中国建築大手の三一重工と同社米国法人が取り扱うキャタピラー重機を対象に「337調査」を実施すると発表した。今年に入り、華為や中興などに続き、中国企業を対象とする11件目の「337調査」となる。

米ウィスコンシン州にある重機会社が6月12日、三一重工のキャタビラー重機と部品が同社の特許権を侵害したとして、調査と輸入禁止を求めたという。

三一重工側は積極的に応訴すると表明した。米ITCは調査実施を発表した後、45日以内に裁定の期日を確定して調査を進め、通常1年以内に判断を下す。337条違反を認定されたら、三一重工は米国市場で同製品を販売できなくなる。

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