知的財産ニュース 武漢市、「知的財産権特区」を建設へ、国内初

2013年4月15日
出所: 人民日報

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武漢市の昨年の専利(特許、実用新案、意匠を含む)出願は2万4105件に達した。この中、東湖ハイテク区の出願件数が初めて1万件台に乗った。武漢市は今年に知的財産権への支援を引き続き強化し、東湖ハイテク区で国内初の「知的財産権特区」を建設することにしている。同市知識産権局が14日、明らかにした。

武漢市知識産権局は現地の各商業銀行と「知的財産権担保融資戦略的協力協定」を締結しており、商標担保融資をサポートする「ワンストップサービス」プラットフォームの構築に取り組んでいる。各商業銀行による知的財産権担保融資の与信枠の総額は100億元に上る。

東湖ハイテク区で建設予定の「知的財産権特区」は、「人材特区」、「資本特区」に続く3つ目の特区となる。国内にはまだ先例がない。同計画は既に武漢市の国家中心都市建設計画の枠組みに取り込まれており、現在は具体的な政策·措置を作成中だ。地域の核心競争力·戦略資源としての知的財産権の役割を生かせるために特別の支援策を実施する特定の地域であるという。

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