知的財産ニュース 重慶市、科学技術教育の中心都市を目指す「意見」を発布

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重慶市がこのほど発布した「長江上流部科学技術教育中心都市の建設加速に関する意見」で、知的財産権優位性の強化、科学技術教育と経済社会の発展を一層促進することが強調された。

「意見」には、1. 知的財産権戦略を作成、実施し、知的財産権の交流、整合、支援、取引、共有などのサービスプラットフォームを整備すること、2. 専利促進計画を実施し、知的財産権連盟の設立、国家レベルの知的財産権パイロットパークの建設などを進めること、3. 商標戦略を徹底し、中国馳名商標の創立、地理的表示製品の発展に力を入れること、4. 著作権の創造、運用を奨励し、西部著作権取引センターを建設すること、5. 知的財産権投融資サービスシステムを構築し、保護体制の刷新を進めること――などの内容が盛り込まれている。

この「意見」にはまた、2017年までに重慶市が長江上流部の科学技術教育中心都市になることを目指し、1万人当りの特許保有件数が4.5件に達し、技術取引成約額が倍増し、総有効専利件数が12万件以上に達するなどの目標が掲げられている。