知的財産ニュース 北京市知識産権局、優秀な知的財産権資源を海澱区に集中させる方針

2013年4月12日
出所: 国家知識産権網

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北京市知識産権局と海澱区人民政府は4月2日、知的財産権サービスストリートを含めた知的財産権コアエリアの共同建設で合意し、協力枠組み協定を締結した。全国のイノベーションの中心地を目指す北京市のコアエリアとして、海澱区において、最も優秀な知的財産権資源を集中し、イノベーションを駆動力とする発展戦略などの実施に注力することとなる。

枠組み協定によると、北京市海澱区は、企業を中心とする産学研一体の共同技術イノベーション体系の構築、戦略的新興産業群の育成、中関村科学シティーをはじめとする3大機能エリアの知的財産権総合力の向上、イノベーション駆動、特許牽引、環境改善と言った3大計画と9大プロジェクトの実施、知的財産権サービスストリートの建設――などを通じて、コアエリアとしての知的財産権総合運用能力の全面的向上、イノベーション潜在能力の開発に取り組むことにしている。2013年から2015年までの特許登録件数の年平均増加率が20%、2015年末までに特許登録件数が1万8000件に達することを目指す。

今後、北京市知識産権局は北京市の優秀な知的財産権資源を海澱区に集中させ、海澱区の知的財産権総合運用レベルの向上を支援する方針だ。同局の関係責任者が明らかにした。

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